サノレックス
あるらしい
本剤は、主として視床下部にある
食欲中枢に作用し、摂食行動を抑制する。
・摂食行動に対する作用
1回及び1日摂餌量の減少、食事後食事間間隔の延長及び体重減少が認められる(ラット)。[9][10]
また、肥満動物モデルである視床下部腹内側核(VMH)破壊ラットにおいて正常ラットに対して影響を及ぼさない用量で摂餌量及び体重減少が認められる。[11][12]
・消化吸収に対する作用
唾液(イヌ)及び胃酸分泌(ラット)の抑制が認められる。[13]
また、肥満動物モデルであるgoldthioglucose(GTG)投与マウスにおいて
増大した小腸の絨毛表面積縮小及び消化酵素(スクラーゼ、エステラーゼ)活性の低下が認められる。[14]
・グルコース利用促進
骨格筋等へのグルコースの取り込み促進が認められ、組織におけるグルコース利用の増加が示唆されている(ラット)。[15]
・熱産生促進
ラット及び肥満型糖尿病モデルであるYellow KKマウスにおいて褐色脂肪組織(BAT)のミトコンドリア蛋白含量及びBAT熱産生能の指標であるguanosine 5’-diphosphate(GDP)結合能の増加等、BATの活性化が示唆されている。[16][17]
・肥満時の代謝変動に対する作用
肥満時に認められる肝及び血中の脂質(コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸等)、血中インスリン、脂肪組織重量、脂肪細胞容積等の増加を抑制する(VMH破壊ラット[11][12]、GTG投与マウス[14])。
【作用機序】
マジンドールは摂食調節中枢であるVMH
及び視床下部外側野(LHA)への直接作用[18][19]及び神経終末におけるモノアミン(ノルアドレナリン、ドパミン、セロトニン)の再吸収抑制[20][21][22]を介した機序により、
摂取エネルギー抑制(摂食抑制、消化吸収抑制)[9][10][11][12][13][14]及び消費エネルギー促進(グルコース利用、熱産生促進)[15][16][17]をもたらし、
更に肥満時にみられる代謝変動を改善[11][12][14]することにより肥満症を是正するものと考えられる。
引用文献:
http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00007131.pdf
代謝促進効果もあるなんて知らなかった
でもマウスか
私も美容外科で処方してもらって試したけど、保険適用外だと単価が高すぎて続かなかった