選択ミス①

人生最初の選択ミスは

中学受験をした事

私の通ってた幼稚園は小学校受験

当たり前でみんなお嬢様だった

我が家はお金がないので小学校受験は

しなかった

ただ私は家にお金が無いとか

わからなかったからするものだと

思っていた

小さい頃だったから訳もわからず

とりあえず公立小学校に通う

父がいきなりマンションを買って転校

マンションを買う前辺りから

それまでは営業の仕事を何年も

続けていたのに

父は甘い話に何回も騙され

転職を繰り返した

しかも母にも誰にも相談せずに

確かに私でも母には相談しない

納得いかないと泣き叫んで

包丁持ってきて死んでやるって

言われちゃうから

その辺から私のメンヘラは

始まってたのかもしれない

メンヘラと言うのかわからないけど

とにかくいつ母が叫び始めるか分からない

のが怖くて寝つきが悪い

父は黙って治まるのを待っている

ちなみに私は父に一度も怒られた事がない

母は怒ってない時は普通の人だと思う

私と父は母の機嫌をとるように

生活していた

だから私も子供の頃は母に

褒めてもらえるような行動を取った

今思えば母の叫び声がマンションに

響いてたらと思うと恐怖を感じる

そんな時、母に中学受験したい？と聞かれた

小学生だったので家の経済状況は

分かってなかった

したい？と聞くと言うことはしたい

と行って欲しいのだと思った

小学校では頭が悪い方では無かった

中学受験する事になって塾に通った

周りに頭が良い子ばかりいて

小学校なのにブランド物の洋服を

着てるような子が

私は一番下のクラスの真ん中ら辺

まず、思ったのはお母さんに怒られる

という事

包丁は出てこなかったが

塾の鞄を玄関の外に投げられて

出て行け！っていわれたから

出て行った

その辺をふらふらしてたら警備員の

おじさんに見つかって家に帰って

母に怒鳴られた

そこから母は私に出て行けとは

言わなくなった

つづく